毎天在上海
数度目の中国勤務になりました。今回は初めての上海です。上海での毎日を思いつくまま。
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- 2012.11.18 LIU上海のマカロン
- 2012.11.16 蘇浙汇で上海蟹!
- 2012.11.11 ご近所中国人のファミレス“美食処 木村”
- 2012.11.10 尚街LOFT “Naam Thai”
- 2012.11.10 上海でも羊シャブシャブ“洪長興”
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LIU上海のマカロン
日月光中心の地下の甘栗売り場の横で売っています。季節柄、この甘栗が大人気で、店員さん一人では対応し切れていません。“ちょっと待ってください”と笑顔で(!)何度も言われると、素直に待ってしまいます。
マカロンは全部で12種類。1個10元!ちょっと高すぎない?甘栗は山盛りで20元なのに・・・。でも、可愛いから、まっ、いいか。
有名なお店なのかと、ネットでLUI上海を検索すると、なんと!横浜中華街のスイーツ屋さん。萬来フーズというところが経営していて甘栗が有名とか・・・。まっ、いいか。もう買っちゃったし、可愛いから・・・。
蘇浙汇で上海蟹!
マレーシアに住んでいる友人が日本の里帰りのついでに上海に寄ってくれました。初中国、初上海ということで、アチコチショッピングとグルメを楽しんだようです。あいにく私はお昼間は仕事があるので、夜だけご一緒させていただきました。1日目は苏浙汇で上海料理、2日目は俏江南で四川料理です。
友人の旦那様はマレーシアで天然素材の石鹸を作ってネット販売しています。上海からも数度注文させていただいているのですが、いつも送料をおまけしてもらっていたので、そのお礼に以前から上海蟹をお約束していました。すごく時間が経ったけどやっと約束を果たせる時期が来ました。オスをお願いしたのだけれど、もう売り切れとかでメスが登場。
小ぶりだけど、このツヤツヤした甲羅・・・。毛深い足・・・。ちゃんとタグも付いてるよ!
甲羅を開けたところの黄色い卵の写真も欲しいところだけど、蟹は食べ始めると手がすごいことになるので、カメラを触るのは無理。
暖めた紹興酒をクピっと飲みながら、大胆に半身に割った蟹の足を掴んで、黒酢にくぐらせ、ガブリ、ムシャムシャ。・・・やっぱり、美味しいなぁ。もう一度、紹興酒をクピっ。会話も忘れ、パクつきます。細い足を食べ始めると、指は更に黄色くベタベタになり、・・・お皿の上が食べ散らかされた蟹の抜け殻で山盛りになると、おしまい。あっと言う間だけど、なぜかもう1匹とは思わないのよね。
帰国したら、食べられなくなるのだから、もうちょい、食べておかないと!
・・・ところで、すっごくビックリしたのが、NHKの森本アナウンサーの痴漢逮捕!森光子の死去よりも、衆議院の解散よりもビックリした。なんせこの1年間、テレビはNHKワールドしか見ていなかったので、NHKのアナウンサーはすごく身近な存在です。特に森本アナは、知り合いから、同じマンションに住んでいて、震災後の液状化を一緒に戦ったと聞いていたので、より一層身近に感じていました。朝担当のアナウンサーは昼間から飲んだりするのね・・・と変な部分に感心しつつ、・・・うーん、魔が差したってことかしら。あまりに意外すぎて・・・。イメージが大切な職業だし、残念だけどもうダメかなぁ。
ご近所中国人のファミレス“美食処 木村”
11時半ぐらいに行ったので、他の客は1組ぐらいでガラガラ。店内に入ると、寿司カウンターに座っているおじさんが、どこでも適当に座って・・・と中国語で言いました。???“木村”って言うから、日本人相手の店だと思ってきたんだけど、オーナーは木村さんではなく、中国人?店内はどこかの駅前ににある普通の和食処って感じです。メニューもお刺身、天ぷらから、揚げ物、お好み焼、カレー、ラーメン、鍋、・・・なんでもあります。
うーん・・・メニューの幅がありすぎて、迷ってしまう。とりあえず、サラダと山芋明太子を注文。
ビックリするほど美味しいわけではないのですが、なんちゃって日本食よりはレベルはぐんと上がります。日本人駐在員が頼りにしても全然大丈夫なお味です。・・・ところが、店員のオネェサンも日本語が通じません。“イラッシャイマセェ!”と”アリガトウゴザマシタ!”は日本語なんだけど。上海の日本食レストランは日本語が通じるもんだと思っていました。
タンシチューです。小鍋に入っていてアツアツで温まります。
12時過ぎになると、お客さんがドンドン入ってきます。お一人様もいますが、ほとんどが家族連れ。中国人ばかりです。何を食べているのかチェックすると、一品モノを注文してみんなでシェアしたり、お鍋を注文したり。子供はワーワー走り回るし、これは日本のファミレスと同じ臭いです。
お店の横に電通の事務所があるので、もしかしたら、夜は日本人サラリーマンが来たりするのかもしれませんが、土日の昼間は完璧にローカル人のお店。みんな家族そろって、日本飯・・・。うーん、反日はどこへ行った!?北京マラソンも日本人も参加可能になったって言うし・・・。上海だけかもしれませんが、人民の感覚はもうかなり収まりつつあるんじゃない?
尚街LOFT “Naam Thai”
尚街LOFTという今時のおしゃれなストリート風にしたところの一角にあるのですが、土曜日のせいか、お店が閉まっていたり改装中だったり。人もほとんど来ていない。上海には街角を現代風におしゃれにリノベーションするところが多いようなのですが、近所で言うと、嘉善老市もしかり、永嘉庭もしかり、人が少ないよね。やっていけるのかなぁ。
数店のレストランが並んだ一角にNaam Thaiはありました。店内は、中国人がチラホラ。女性客が多いかなぁ。13時過ぎに老外のカップルや家族連れもやってきました。どうやらここらに住んでいる人たちみたい。レストランの横に西洋人相手の小さな食品雑貨屋さんがあります。
店内は緑を基調に天井も高く、気持ちがいい。それぞれのテーブルの上には、ライムが3個乗っています。飾りっぽいのだけど、食べていいのかしら。
ひさびさのトムヤムクン。残念ながら袋茸ではなくマッシュルームでしたが、酸っぱくて辛くて美味しい。顔から汗が流れます。
鶏のサテ。ピーナッツソースがにこチャンマークになっています。串の先端がバナナの葉っぱで包まれているのだけど、つるつる、ベタベタして結局取るはめになります。それでも香ばしくて美味しい!・・・いつも思うけど、サテは美味しいです。
食べすぎかとは思ったのですが、後グリーンカレーを注文。・・・こっちもチキンにしてしまいました。失敗、失敗・・・。辛さがココナッツミルクで角がとれて、これまた美味しいです。私はすごっく美味しいと思うのだけど、本場タイ人から見ると、中国のタイ料理のレベルはどうなんでしょ?なんちゃってタイ料理のレベルなのかしら。
十分すぎるほど腹ごしらえをして、二胡のレッスンへ。“月夜”は滑音がたくさん出てくる曲なのだけれど、私の場合、うまく指が滑ってくれなくて、とってもゴツゴツした感じ。あと柔指というビブラートが、音が濁ってしまって喉がゴロゴロ言っているように聞こえる。・・・うーん。隣で順番を待っていた古琴の生徒さんに笑われてしまった。ピアノが入っているレッスン部屋からは変な声が聞こえます。何のレッスン?と聞くと“美声”とのこと。声楽まで教えていたのか・・・。
今回から2コマ、90分のレッスンになりました。・・・先生、宿題が多すぎる。そんなに練習できません。おっ、NHKの放送がまた中断させられました。十八大での人事の話になった途端です。こんなこと、いつまで続けるんだろう。
上海でも羊シャブシャブ“洪長興”
北京とは違って上海では小肥羊ぐらいしか羊シャブシャブ店はないかと思ったのですが、運転手さん曰く、結構あるみたい。ここは冷凍羊肉ではなく“熱気羊肉”があるので有名とか。冷凍じゃないって、殺したてってこと?頭の中に、店の裏に紐につながれメェメェ啼いている子羊の姿が浮かびます。注文するといつもの凍った肉を薄くスライスして丸まったお肉ではなく、凍っていないお肉が出てきました。・・・殺したてってことではないみたい。
最近の火鍋は一人ずつの小鍋に固形燃料ってパターンも多いのですが、ここは伝統的は銅の煙突鍋に炭火です。
正しい涮羊肉!うれしくなります。これにシシカバブとパンみたいな餅、ニンニクの酢漬けがあると完璧なんだけど。ツケダレは濃いもったりとしたゴマダレにかなりの量の黒いタレが混ざっています。北京ではコマダレにラー油を垂らして香菜をたっぷり入れていたんだけど・・・。この黒いのはかなりしょっぱいです。
火はこの長い筒で調整します。長い筒を置いてしばらくすると、猛烈に沸騰してきました。大急ぎで服務員を呼んで筒を外してもらいます。
やっぱり羊シャブシャブは美味しいなぁ。ビールがぐいぐい進みます。身体も温まったし、満足です。