毎天在上海

数度目の中国勤務になりました。今回は初めての上海です。上海での毎日を思いつくまま。

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横浜から上海へ

旧正月の4日目にこんなに爆竹をバンバン鳴らすとは思いませんでした。今日を過ぎると元宵節まで鳴らす機会がないからなのか、売れ残りの爆竹の安売りでもあったのか、アパートの周りは大変なことになっています。花火タイプのもの、連続して爆発音がすごいタイプのもの。アパートの四方で鳴らしまくりです。

約10日前の私はまだ横浜で上海行きの支度をしていました。引継ぎやら荷造りやら。2回目の破傷風の注射もまだだったはず。

アパートもすでに引き払い、スーツケース3個に当面必要なものを詰めて、桜木町のワシントンホテルに滞在。海側の部屋を予約し、思い通りの風景をＧＥＴ致しました。ただ部屋がなぜか和室風で、フローリングの床にマットレスが敷いてあるというもの。1日、2日はまだしも、1週間は長かったです。お手軽な価格だったし、きれいな夜景だったし、文句は言えないか。

こちらは出発の日の羽田空港。上海は羽田便があるのでとっても便利。お天気も快晴とまでは行かないまでも、まずまず。もともと関西出身の私。横浜の職場も1年半程度、土日でもあり、スーツケースも宅配で空港まで配送してくれるし、誰の見送りもなく、ひとりラウンジでビールとおにぎりを突きながら、日本にお別れをしました。

以前北京で購入した二胡を今回上海に持ち込もうとしたところ、はっきりした手続きを分かる業者はおらず、結局自分で羽田税関に電話をし手続きを確認しました。ニシキヘビの皮を使っているのでワシントン条約に引っかかると思ったのですが、外国製品持ち出し申請をすれば、日本からは持ち出しすることは可能とのこと。日本に持ち帰る時は今回許可印をもらった書類を提出すればＯＫだそうです。ただし、中国に持ち込む時と中国から持ち出す時は現地の法律に従ってくれとのことで、なにやらモヤモヤしたまま日本を出国。虹橋税関では何も聞かれることもな無事通過できました。今度日本に帰国する時が面倒そうです。（前回北京からの持ち出しには苦労しました。蛇の皮の登録書の他に林野局の許可が必要なのです。）

久々のビジネスクラス。海外赴任時のちょっとした贅沢ですが、上海までは短いので、あまりお得感はありません。隣のおじさんがシャンパンを2本飲んでました。日本に帰国する時は私も飲もう。

羽田が晴れていたので、富士山が見えるかと思ったのですが、残念ながら厚い雲がかかって何がなにやら。前に羽田から上海に飛んだ時は空から見る富士山が本当にきれいだったんだけれど。

上海に到着すると、なんと雨。横浜では1ヶ月近く雨が降っていなかった言うのに。手配されていたウィークリーマンションはアパート群の中で窓から見える景色はこんな感じ。横浜の夜景と比べると・・・。これがこれから私を待っている現実と言うことですね。

会社の仲間がみんな日本に帰国してしまった中、私はこのホテルで春節を迎えることになります。

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