毎天在上海
数度目の中国勤務になりました。今回は初めての上海です。上海での毎日を思いつくまま。
[PR]
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
静安寺に初詣
1月23日春節、上海の街は全体的に車も人も少なくガランとしています。
これもタクシーの運ちゃんの受け売りだけど、上海の人口は3300万人(!)で、上海出身者は1200万人程度。あとの約2000万人は外地から来た人たちで、この正月に1000万人くらいは帰省しているそうです・・・。数の単位がすごい。でもまだ2000万人も居るようには思えない静けさです。
ちなみに日本人は領事館に届けている人で5万人以上、短期滞在者を入れると10万人以上で、世界で一番邦人が多い都市だそうです。北京に比べて日本料理屋はずっと多いし、日本食のお店の中国人店員が日本語をしゃべるもの上海ならでは。北京では注文をした後「とりあえず」と言うと、すかさず店員さんに「トリアエズ1個!」と繰り返されたりしたんだけど。
春節の朝、ガランとした街をテクテク歩きながら、静安寺に向かいました。昨夜の爆竹のあとはきれいに片付けられています。北京では翌日の朝も赤い爆竹の後と火薬の臭いが立ち込めていたと思うのですが・・・。お店も空いていないし、車が全然走っていない。みんなどこに行ったのかしらと思っていたら、みんな静安寺にお参りに来ていたみたいです!
静安寺は南京西路の繁華街にあるお寺で、地下鉄の駅もあり、この一帯は大変にぎやかで便利なところ。日本人も最近よく住んでいるそうです。お寺自体は金ピカで初めは金を売っているお店かと思ったぐらい。
入場料(拝観料)は100元(!)とビックリなお値段です。100元には焼香用の線香代も含まれていて、ごった返した中境内に入ると、これまたごった返しの中、線香を受け取ります。その後、線香に火をつけるのですが、そこもすごい人で火の粉やら灰やら火の着いた線香を振り回す人やらで、生傷の絶えない感じ。中国の線香は太くて長くておまけになかなか火が着きません。一旦火が着いたらすごくボウボウと燃えます。
火の着いたお線香を持ってお堂には入れません。静安寺はお寺の三方に仏様が3体おられ、参拝客は線香に火が着いたらすかさずその場で三方に頭を下げ始めます。線香に火をつけようとする人と線香を持って頭を下げている人でもみくちゃになります。
私もひと通り三方に頭を下げて、線香を火の中にくべた後(これもまた大変!)、お堂に向かおうとすると、頭の上を小銭が舞っています。お堂の前にある塔の穴に向かってアチコチから小銭を投げているのです。ここも、塔に跳ね返された小銭が身体に当たったりする危険なゾーン。中国の人は仏様に小銭を渡すのが好きみたいで(日本にもお賽銭がありますが)、穴が開いていたらそこに小銭を投げ入れたり、平らなところがあると小銭を立てたり・・・。よく見ると誰かが投げて跳ね返って来た小銭を拾って投げていました。他の人のお金だとご利益が薄い気がするのですが。
仏様は3体ともびっくりするほど大きく、二階から拝むことも出来ます。金色の観音様と阿弥陀様とあと白い仏様がおられました。また、別の部屋にたくさんの羅漢様や5体の仏様が並んでいたりもしています。絵馬はなく、長い大きな赤い短冊に皆さん字を書いてもらっていました。おみくじもなしです。お守りはカード式のもの、数珠、玉のペンダント等いろいろ。私は干支の玉のペンダントが欲しかったのですが、売り切れていたようで、3つの干支が共通して使える数珠を購入。100元也。売られているものは全て祈祷済みで身につけたらすぐに効力を発揮するようになっています。
中国では文革時代、宗教は禁止されていましたが、今はずいぶん自由になっているようです。この様子をみると仏教徒も本当に大勢が信仰しているみたい。あれだけ写真好きの中国人が仏様にはカメラを向けません。黙って膝を着いて参拝しています。ごった返してはいるのですが、老人の手を引いたりして、善男善女のみなさんです。
お寺の隣の久光デパートのイベントホールではなぜか日本式の餅つきをしています。
後で聞くとこちらは日系のデパートだそうで、こちらもまた黒山の人だかり。別のデパートでは開店前に中国式の獅子舞をやっていました。店内では福袋を出していたり、日本のお正月と同じ風景です。
でも、ちょっと通りを外れると、やっぱりガランとした春節です。
恭喜発財!万事如意!
今年こそ平和でみんなが穏やかに過ごせる健やかな一年でありますように!
笑う門には福来る!笑いの絶えない一年でありますように!
これもタクシーの運ちゃんの受け売りだけど、上海の人口は3300万人(!)で、上海出身者は1200万人程度。あとの約2000万人は外地から来た人たちで、この正月に1000万人くらいは帰省しているそうです・・・。数の単位がすごい。でもまだ2000万人も居るようには思えない静けさです。
ちなみに日本人は領事館に届けている人で5万人以上、短期滞在者を入れると10万人以上で、世界で一番邦人が多い都市だそうです。北京に比べて日本料理屋はずっと多いし、日本食のお店の中国人店員が日本語をしゃべるもの上海ならでは。北京では注文をした後「とりあえず」と言うと、すかさず店員さんに「トリアエズ1個!」と繰り返されたりしたんだけど。
春節の朝、ガランとした街をテクテク歩きながら、静安寺に向かいました。昨夜の爆竹のあとはきれいに片付けられています。北京では翌日の朝も赤い爆竹の後と火薬の臭いが立ち込めていたと思うのですが・・・。お店も空いていないし、車が全然走っていない。みんなどこに行ったのかしらと思っていたら、みんな静安寺にお参りに来ていたみたいです!
静安寺は南京西路の繁華街にあるお寺で、地下鉄の駅もあり、この一帯は大変にぎやかで便利なところ。日本人も最近よく住んでいるそうです。お寺自体は金ピカで初めは金を売っているお店かと思ったぐらい。
入場料(拝観料)は100元(!)とビックリなお値段です。100元には焼香用の線香代も含まれていて、ごった返した中境内に入ると、これまたごった返しの中、線香を受け取ります。その後、線香に火をつけるのですが、そこもすごい人で火の粉やら灰やら火の着いた線香を振り回す人やらで、生傷の絶えない感じ。中国の線香は太くて長くておまけになかなか火が着きません。一旦火が着いたらすごくボウボウと燃えます。
火の着いたお線香を持ってお堂には入れません。静安寺はお寺の三方に仏様が3体おられ、参拝客は線香に火が着いたらすかさずその場で三方に頭を下げ始めます。線香に火をつけようとする人と線香を持って頭を下げている人でもみくちゃになります。
私もひと通り三方に頭を下げて、線香を火の中にくべた後(これもまた大変!)、お堂に向かおうとすると、頭の上を小銭が舞っています。お堂の前にある塔の穴に向かってアチコチから小銭を投げているのです。ここも、塔に跳ね返された小銭が身体に当たったりする危険なゾーン。中国の人は仏様に小銭を渡すのが好きみたいで(日本にもお賽銭がありますが)、穴が開いていたらそこに小銭を投げ入れたり、平らなところがあると小銭を立てたり・・・。よく見ると誰かが投げて跳ね返って来た小銭を拾って投げていました。他の人のお金だとご利益が薄い気がするのですが。
仏様は3体ともびっくりするほど大きく、二階から拝むことも出来ます。金色の観音様と阿弥陀様とあと白い仏様がおられました。また、別の部屋にたくさんの羅漢様や5体の仏様が並んでいたりもしています。絵馬はなく、長い大きな赤い短冊に皆さん字を書いてもらっていました。おみくじもなしです。お守りはカード式のもの、数珠、玉のペンダント等いろいろ。私は干支の玉のペンダントが欲しかったのですが、売り切れていたようで、3つの干支が共通して使える数珠を購入。100元也。売られているものは全て祈祷済みで身につけたらすぐに効力を発揮するようになっています。
中国では文革時代、宗教は禁止されていましたが、今はずいぶん自由になっているようです。この様子をみると仏教徒も本当に大勢が信仰しているみたい。あれだけ写真好きの中国人が仏様にはカメラを向けません。黙って膝を着いて参拝しています。ごった返してはいるのですが、老人の手を引いたりして、善男善女のみなさんです。
お寺の隣の久光デパートのイベントホールではなぜか日本式の餅つきをしています。
後で聞くとこちらは日系のデパートだそうで、こちらもまた黒山の人だかり。別のデパートでは開店前に中国式の獅子舞をやっていました。店内では福袋を出していたり、日本のお正月と同じ風景です。
でも、ちょっと通りを外れると、やっぱりガランとした春節です。
恭喜発財!万事如意!
今年こそ平和でみんなが穏やかに過ごせる健やかな一年でありますように!
笑う門には福来る!笑いの絶えない一年でありますように!
PR
TRACKBACK
TrackbackURL
COMMENT