毎天在上海
数度目の中国勤務になりました。今回は初めての上海です。上海での毎日を思いつくまま。
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七浦路でぐったり・・・
ビルの中は大勢の中国人がショッピングに来ています。北京だとこういう卸問屋には大概ロシア人が買いつけに来ていてロシア人客目当てのお店が並んでいるのだけれど、上海にはいません。
売っているのは極彩色、ピラピラ、テロテロ、スケスケ系か、Tシャツ等のカジュアルもの。こんなチョウチン袖(懐かしい!)のワンピースなんて売れるンかいな・・・と見ていると、チョウチン袖のすごくミニのワンピースを着たオバちゃんが寄ってきた。うーん、ニーズはあるんですね。すごく安いみたいだけど、なかなか日本人はここでお買い物って訳にはいかない。
こんな感じで山盛りで売っています。
変な日本語の名前をつけたお店もチラホラ。原宿ではこんな格好しているの?
地下は靴やカバンが並んでいます。偽物時計やバック、財布のパンフレットを持ったオッさん、オバちゃんが”BAOBAO要らんか?こっちにおいで。案内するでぇ・・・”と次から次から近づいてきます。BAOBAOは多分”包”(カバン)の意味だと思うのだけれど、二回繰り返すとブランドバックって言うことになるのかしら?中国ビトンや中国グッチは、北京で散々使ってきました。その品質も分かっております。そもそも、ブランドものを持ちたがる年齢を過ぎてしまったみたいで、前みたいに興味を持てない。うーん、歳ですなぁ。
なんだか熱気とパワーにあたったみたいで、ビルを出るとぐったり。タクシーに乗ってアパートに帰り、寝込んでしまいました。ちょっと微熱があるみたい。ゆったり、のんびりが必要です。
南外灘軽紡面料市場
チャイナカラー(襟)が好きで北京ではワンピース等をオーダーメイドで作っていました。日本で勇気を持って着用しようとしたらサイズが合わなくなってしまって・・・。空腹時は大丈夫なのですが、モノを食べてお腹が膨れるとボンレスハムのように縫い目から肉がはみ出そうになります。上海に赴任したら激務で痩せるかと思ったのですが、体型は全く変わらず。先日、2年前に韓国に赴任した人に会ったのですが、彼は7キロ痩せたとか。うーん、私の場合、土日の食生活が原因か・・・。
・・・と言うことで、上海でも今の体型のチャイナ襟ワンピをGETすべく、南浦大橋近くの布市場に行きました。すごく分かりやすい看板です。
北京では、王府井の老舗布屋さんを使っていました。そこは1フロアだけだったのですが、さすが着倒れの上海は3階建。個体経営のお店がわんさか集まっています。
普通の布地で作りたかったので、布の種類が多そうなお店に入りました。麻をお願いすると、多分ジャケットやパンツに使うような布を見せてくれます。3種類ほど選んだ後、チャイナ服っぽいワンピースにして欲しいとお願いすると、”チャイナ服のデザインはひとつだけで、それしか作れない”とのたまう。・・・。布だけでも買って行って・・・と追いすがる店員を無視して、次の店へ。
北京のお店は仕立て屋と布屋が別になっていて、布屋で布を選んでこんなのを作りたいとリクエストすると、同じフロア内の仕立て屋に連れて行かれて、どれぐらいの布が必要かそこで教えてもらい、まずその分の布を買います。それを持って仕立て屋に行くのですが、ここでは個体経営なので布も仕立てもそのお店でやるみたい。布だけ買って、別の仕立て屋に持って行ってもいいのかもしれないけど、生地がどれくらい要るのか分からないし・・・。
っで、今度は布がたくさんある店じゃなくて、チャイナドレスを飾っているお店を目指しました。でも、チャイナレス専門店はよくある分厚いシルクかペロペロの変なプリントのシルク生地しか置いてない。・・・。ふと見ると、小さな間口のシャツ屋さんにチャイナ襟のブラウスが飾ってありました。ぼんやりと店番しているおねぇさんに、”このブラウスの丈を長くして、後ろファスナーにしたようなワンピースが作れる?”と聞くと、”チャイナドレス、OK!”。
麻の布を3種類選び、半袖のワンピースをお願いしました。
”丈は?””膝下”
”裏地つける?””薄い色の生地はつけてちょーだい”
”袖の長さは?””二の腕が隠れるようにして”
”後ろファスナーにして、前の斜めになっているチャイナボタンは要らんから。スリットは深くしないでね”
後は、大雑把に採寸をしてもらいます。
”おなかのところはゆるくして・・・”
こんな適当な注文で、服になるんかいな?仮縫いもなしに1週間後には引き取りです。3着で1100元。ほとんど値切りませんでした。
1週間後が楽しみです。
やっと梅雨入り?
先日著名な中国人アーティストのアラン・チャンのショップ店で傘を買いました。20年代、30年代のアンティークっぽいチャイナドレスのオネェサンや丸々した赤ちゃんのモチーフはよく中国で見かけますが、どうやらもともと彼が使い始めたみたいです。中国のコカコーラのデザインも彼が手がけたらしい。彼の存在を知らず偶然に入ったお店だったのだけれど、彼を知らないってことで逆にお店に人にビックリされてしまいました。日本でも京都のお茶のパッケージデザインを手がけているらしくお店を持っているとか。
日本で持つにはちょっと恥ずかしいかな・・・。
やれやれ・・・
このブログの更新画面もアクセスできなくなっていましたが、復活しました。やれやれ・・・。
雨は降ってくるし、アロマを買いに行ったら、店員のオネェサンがやたら攻撃的でびびって出てきてしまったし、オーダーメイドの服屋さんに行きたかったのだけれど、道が分からなくなってしまうし・・・。今日は全体的に、ヤレヤレ・・・です。
二胡の練習でもしようっと。