毎天在上海

昨日の疲れがどうしても取れず、今日は着物でお出かけは断念し、マッサージに専念することにしました。いつものドラゴンフライはお昼からの営業なので、新楽路付近で昼食を取ってから・・・と思って外に出ました。
今日もとてもいい天気、おまけに温かくて、うっすら霞がかかった感じ。きっとこれは春霞ではなく、単なるスモッグ何でしょうけど、本格的に春っぽくなってきました。

いつも気になっていたのだけれど、お客が一杯で入るのを断念していた翠華レストランへ。入ってみると、避風塘と同じく、ここも休日のお昼に家族や友人と集まるのに良く使われる、明るい感じのレストランです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
















入ってすぐのところにパンが売っていて、これがどうやら評判みたい。食事をした大概のお客さんがついでに買って帰っています。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
















面白いのは黒いシャツを着た店員さんがみんな、日本語で“時代が変わっても、味は変わらない”と書かれたエプロンをしていること。なんで日本語？それにそんな昔からあるレストランに思えない。でも、どうやら香港で結構有名なレストランが上海に進出してきたみたいで、メニューには香港式××がたくさん並んでいます。飲み物が独創的なものが多く、アイスミルクティーシャンパンやらはと麦がどうにかなったものやら・・・。

マンゴー風味と書いてあったので試しに“黄金的夢”と言うものを頼んでみると、氷の上にアイスクリームが乗ったグラスとファンタが出てきました。・・・ファンタをグラスに注ぐと、クリームソーダのオレンジ版が出来上がりです。うーん、失敗した。これも伝統の味？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　































名物料理となっていた魚の団子入り米で作ったヌードルを注文。これはとっても美味しい。丸い団子の他に、この三角の厚揚げみたいなもの魚でできていて、プリプリ感たっぷり。スープもあっさり味でホッとする美味しさです。昨日食べたの攻撃的な味のお粥とは別物ですね。疲れた身体にはこちらの方がいい感じです。
















もう一つ注文したのがベトナム春巻き。これは完璧にデザートですね。蝦もちょっと入っていますが、巻かれているのはリンゴです。マンゴ味のジャムっぽいものも入っていて甘い。リンゴのシャキシャキ感が爽やかです。
















二人席のところに一人で座っていたのですが、空いている席に何も言わずに中高年のおばさんがドカっと座りました。・・・？店員に席まで案内してもらう間、座る場所がないので座ったらしいようなのですが、それにしても、普通、何か私に声をかけるものじゃないの？・・・。
















上海で行儀の悪いのは若い人たちよりも年寄り連中が多い気がします。信号を無視して道路を渡っているのは、大抵、老人達。もう身に染み付いてしまっているってことなのかしら。おばぁさんは、しばらくして、いきなりパンコーナーの方へ走っていきました。もちろん、私に声をかけることもなく、椅子を元に戻すことなく。・・・そう言えば、80年代、初めて中国に来たとき、学校で習った“にぃはお”も”しぇしぇ”も”といぷちぃ”は、中国人は誰も使っていなかったです。一番耳にしたのは”没有！”。道に痰を吐きまくっていたし、バス停で並ぶ人もいませんでした。その時代の人達なんだろうなぁ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

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