毎天在上海

数度目の中国勤務になりました。今回は初めての上海です。上海での毎日を思いつくまま。

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特に襲撃の痕跡は見られず・・・

昨日は通常通りに出社。オフィスの入っているビルが襲われていたらどうしよう・・・と思いながら出勤したのですが、見る限りいつも通り。投石されたような痕跡も見られません。入り口の前の植え込みに土嚢が積んであったのですが、前からもあったような気がするし・・・。日本大使館や上海総領事館からのメールもかなりトーンが落ち着いてきました。9月18日の百度の検索ページは尖閣に五星紅旗がたなびいているイラスト入りだったのですが、昨日はそれも消えていました。

・・・このまま反日デモが鎮静化して欲しいです。でも、政治的な解決策と言うか、落としところは、見えてこないですものね、不安感は払拭されません。日本からの出張者もなくなりましたし、中国国内の出張も自粛、出勤や夜の外出にも緊張した状態が続いています。せっかくのイベントやスポーツ大会への参加のキャンセルが続くのは、安全の確保からも仕方ないかなと思いつつ、とっても残念です。少しずつ積み上げてきたものが、一気にざぁーっと崩れる、何だかずっとその繰り返しのようで、虚しさもあります。崩れても崩れても、残っていくものはあると信じたいです。

9月15日上海ではお昼ごろに防空サイレンが鳴りました。前日に上海人民政府から、防空サイレンの予告と通常通りの生活を送ってください、と言うショートメッセージを受け取っていたのですが、他の都市でもやっていたのですね。9月18日の満州事変を念頭にした防空サイレンらしいです。・・・知らなかった。以前住んでいた北京でこういうことがあった記憶はないのだけど、やっていたのかなぁ。

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