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毎天在上海

数度目の中国勤務になりました。今回は初めての上海です。上海での毎日を思いつくまま。

   

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アパートの周り

アパートの周りをウロウロ。高層アパート群の中に住んでいるのですが、ちょっと歩くと昔からの町並みがまだ残っています。







こんな感じの可愛い建物が道沿いに並んでいます。



注意をしないといけないのが濡れた洗濯物から垂れる水。下に水たまりが出来ているので、見上げてみるとこの通り。道路にまで突き出して干しているので、うっかりしていると頭が濡れます。よく見ると腸詰も一緒にぶら下がってる。それにしてもこちらの人は洗濯物を絞るということをしないのかしら?べちょべちょのまま干している感じです。北京では砂埃が多いので外に洗濯物を干す風景はあまり見ませんでした。ベランダを窓ガラスで覆いサンルームにしているので、洗濯物はそこに干します。上海では高層アパートでも物干し竿を外に突き出して洗濯物を干しているのを見かけます。なんだか洗濯物が風に飛ばされそうだし、干したり取り込む時に自分も下に落ちそうで怖い気がするんだけど。

今日、日本から出した荷物の一部が届きました。靴とかカバンとかもやっと届いてうれしい。一部着物も届きました。着物を入れるケースを探してウロウロ。プラスチックのケースでもよかったのだけど、ちょうどアパートの横の中国家具屋で在庫一掃セールをやっていて手頃な大きさのタンスを見つけました。かなり立派な木のタンス、半額になっているとかで8800元。一生懸命に木の種類を説明してくれるのだけれど、よく分からない。紅木でないのは分かるんだけど。うーん、立派過ぎるかなぁと思いつつ、買ってしまいました。本当にアパートの横の家具屋だったので、若いお兄ちゃん2人が担いで部屋まで運んでくれました。せめて台車に乗せて欲しい。部屋に置いてみると本当に立派なタンス。私の安物の着物には贅沢な感じ。これは帰国時に日本に持って帰らないといけません。

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上海の地下鉄

長い1週間が終わりました。旧正月の都合で、今週は日曜日から働いていたのでクタクタです。

北京ではタクシーかバスで通勤していましたが、上海では地下鉄を利用しています。接触型ICカードが切符です。みんなこのプリペイド式カードを使っていて、私もカードに100元をチャージし使っています。片道4元、タクシーに乗ると27、8元かかるし、道が結構混雑するので、地下鉄の方が便利です。

浦東のオフィスや南京路沿いに走っている2号線はラッシュ時、すごい混雑になります。混雑している中でも、スマートフォンでテレビを見たり本を読んだり、新聞を広げるツワモノがいて、日本の通勤風景とあまり変わりません。上海の地下鉄はつり革がついていないのが多いせいか、みんな電車の奥には入らず、ドアの前の中央部にある棒に群がるので、入り口付近に密集しがち。

構内でフリーペーパーの新聞を配っていてそこにも人がたまります。電車を降りた階段付近にはおばあさんやおじいさんが手を出してその新聞を回収。古紙を売るんですね。この回収おばあさんは改札を下から潜り抜けて駅構内に入っていました。駅員さんも何も言わないみたい。

私は9号線を利用していますが、2号線に比べてずいぶん空いています。帰りは必ず座れるくらい。帰りはいつも乞食の巡回に出会います。なぜか大きなラジカセをカバンの中に入れ、ヘッドフォン型のマイクをつないで歌を歌い、コップに入った小銭をジャラジャラ音をさせながら回ってきます。大概子供連れで、子供が”謝謝、謝謝”と言いながらコップをジャラジャラ振ってターゲットの人の前に立ちます。みんな無視するのかと思うと、案外小銭をコップに入れています。私の前は乞食たちは何故か素通り。来るな光線が出ているせいかもしれません。若者でも空いている席があるとダッシュで座り込むのですが、お年寄りには進んで席を譲ります。マナーがいいのか悪いのか・・・。



中国人は並ばないと言いますが、結構ちゃんと並んで電車を待っています。ただ、降りる人を待たずに乗り込むのでやっぱりもみくちゃになります。



9号線はこんな感じ。朝でも空いています。日本と変わらないでしょ?

それでも途中で2号線に乗り換えるとギューギュー詰めになります。この日も結局、目的地1つ手前の駅で電車の外に押し出され、それから中に乗り込めず、一駅分歩きました。



外に出るとこんな感じ。上海と言うか、謎の未来都市と言う感じです。右手の四角の中に貼られているのは表彰された市民達の写真。こういうところは中国っぽいです。
 

 

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田子坊《太泰》でタイ料理

今日は春節休みの最終日。でも朝から雨が降っています。
雨なんで人が少ないかなと思って田子坊へ。田子坊はアパートからは歩いて5、6分程度のところのあるのだけれど、いつも観光客でいっぱい。今日も観光バスが乗り付けています。

テーブルクロスとマグカップが欲しくてウロウロ。画廊が並ぶところはまだオーナー達が帰ってきていないせいかガラガラです。陶器屋さんもチラホラあるのですが、作家ものは実用性には向かないものが多く(中国茶器の延長からか、なんとなく全体的に小さいのよね)、実用的なものは日本輸出用に安く焼いたようなプリント柄のものばかり。

店仕舞いなのか“全品40割引”のお店でこちらのカップを買いました。マグカップではないけれど、大きい方はビール用、小さい方はワイン用。下に敷いてある布も田子坊のアジアンショップで購入しました。クッションカバーですが、テーブルクロス代わりにしています。



お腹が空いて、タイ料理のお店《太泰》へ。北京にも《非常泰》と言うお店があったけれど、“めっちゃタイ”って言うことかしら?お店の中はアジアンムードたっぷり。案内された2階には座敷式のテーブルもあります。

隣のテーブルには、子供とは英語で話し、妻とはマンダリンで話す3人家族が座っていました。香港人が大陸の女の人と結婚し、たまたま旅行に来ている・・・ということなのかしら?女性も子供と会話する時は簡単な英語です。奥の座敷席には、子供は日本語と片言の中国語を話し、母親とその友達は韓国語で会話という3人連れ。・・・日本人と結婚した韓国人が中国勤務になり、そこに友達が遊びに来た・・・?反対の隣の席には時々中国語が混ざるロシア人カップル。留学生?

お料理は辛くて大変美味しかったです。タイ料理としてもレベルが高い方だと思う。でもお値段もそれなりに高かったです。朝日生ビール小ジョッキをお代わりしたところ、大ジョッキが出てきました。私のじゃない・・・と言うと、小で注文を通したけど大を渡されたので大丈夫、とタイ人の店員さん。マイペンライですなぁ。お勘定は小2杯になっていました。



あぁ・・・、明日から仕事が始まります。・・・がんばろう!

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静安寺に初詣

1月23日春節、上海の街は全体的に車も人も少なくガランとしています。

これもタクシーの運ちゃんの受け売りだけど、上海の人口は3300万人(!)で、上海出身者は1200万人程度。あとの約2000万人は外地から来た人たちで、この正月に1000万人くらいは帰省しているそうです・・・。数の単位がすごい。でもまだ2000万人も居るようには思えない静けさです。

ちなみに日本人は領事館に届けている人で5万人以上、短期滞在者を入れると10万人以上で、世界で一番邦人が多い都市だそうです。北京に比べて日本料理屋はずっと多いし、日本食のお店の中国人店員が日本語をしゃべるもの上海ならでは。北京では注文をした後「とりあえず」と言うと、すかさず店員さんに「トリアエズ1個!」と繰り返されたりしたんだけど。

春節の朝、ガランとした街をテクテク歩きながら、静安寺に向かいました。昨夜の爆竹のあとはきれいに片付けられています。北京では翌日の朝も赤い爆竹の後と火薬の臭いが立ち込めていたと思うのですが・・・。お店も空いていないし、車が全然走っていない。みんなどこに行ったのかしらと思っていたら、みんな静安寺にお参りに来ていたみたいです!



静安寺は南京西路の繁華街にあるお寺で、地下鉄の駅もあり、この一帯は大変にぎやかで便利なところ。日本人も最近よく住んでいるそうです。お寺自体は金ピカで初めは金を売っているお店かと思ったぐらい。

入場料(拝観料)は100元(!)とビックリなお値段です。100元には焼香用の線香代も含まれていて、ごった返した中境内に入ると、これまたごった返しの中、線香を受け取ります。その後、線香に火をつけるのですが、そこもすごい人で火の粉やら灰やら火の着いた線香を振り回す人やらで、生傷の絶えない感じ。中国の線香は太くて長くておまけになかなか火が着きません。一旦火が着いたらすごくボウボウと燃えます。



火の着いたお線香を持ってお堂には入れません。静安寺はお寺の三方に仏様が3体おられ、参拝客は線香に火が着いたらすかさずその場で三方に頭を下げ始めます。線香に火をつけようとする人と線香を持って頭を下げている人でもみくちゃになります。

私もひと通り三方に頭を下げて、線香を火の中にくべた後(これもまた大変!)、お堂に向かおうとすると、頭の上を小銭が舞っています。お堂の前にある塔の穴に向かってアチコチから小銭を投げているのです。ここも、塔に跳ね返された小銭が身体に当たったりする危険なゾーン。中国の人は仏様に小銭を渡すのが好きみたいで(日本にもお賽銭がありますが)、穴が開いていたらそこに小銭を投げ入れたり、平らなところがあると小銭を立てたり・・・。よく見ると誰かが投げて跳ね返って来た小銭を拾って投げていました。他の人のお金だとご利益が薄い気がするのですが。

仏様は3体ともびっくりするほど大きく、二階から拝むことも出来ます。金色の観音様と阿弥陀様とあと白い仏様がおられました。また、別の部屋にたくさんの羅漢様や5体の仏様が並んでいたりもしています。絵馬はなく、長い大きな赤い短冊に皆さん字を書いてもらっていました。おみくじもなしです。お守りはカード式のもの、数珠、玉のペンダント等いろいろ。私は干支の玉のペンダントが欲しかったのですが、売り切れていたようで、3つの干支が共通して使える数珠を購入。100元也。売られているものは全て祈祷済みで身につけたらすぐに効力を発揮するようになっています。

中国では文革時代、宗教は禁止されていましたが、今はずいぶん自由になっているようです。この様子をみると仏教徒も本当に大勢が信仰しているみたい。あれだけ写真好きの中国人が仏様にはカメラを向けません。黙って膝を着いて参拝しています。ごった返してはいるのですが、老人の手を引いたりして、善男善女のみなさんです。

お寺の隣の久光デパートのイベントホールではなぜか日本式の餅つきをしています。


後で聞くとこちらは日系のデパートだそうで、こちらもまた黒山の人だかり。別のデパートでは開店前に中国式の獅子舞をやっていました。店内では福袋を出していたり、日本のお正月と同じ風景です。

でも、ちょっと通りを外れると、やっぱりガランとした春節です。


恭喜発財!万事如意!
今年こそ平和でみんなが穏やかに過ごせる健やかな一年でありますように!
笑う門には福来る!笑いの絶えない一年でありますように!

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上海での大晦日

1月22日は旧暦の大晦日。北京ではあまり言わなかったと思うのだけれど、大年夜と呼び、家族や親戚で集まって夕食を食べるのが慣例のようです。

春節には餃子を食べますが、上海では団子、湯圓を食べるのだとか。そう言えばTVコマーシャルでも白い団子から黒い餡がどろっと出てくるのを何回もやっていました。私はどう見てもおいしそうとは思わないけれど、上海の人は喉がごくっと鳴るんでしょうね。また、春節に食べる餃子は全部食べつくしてはダメで、お椀の中に二つ残すのがいい(お金が貯まる)とか、春節の朝に他の人に呼ばれて何かをしてはダメ(1年間、人の言う事を聞かされる)とか、春節は髪の毛を洗ったり、爪を切ってはダメとか・・・タクシーの運転手から聞いたのですが、いろいろ言い伝えがあるようです。

日本では大晦日と言えば、NHKの紅白歌合戦ですが、中国でもCCTVで春節聯歓晩会があり、夕方からずっと放映しています。歌あり、ダンスあり、コントあり、芸術的なものや、エンターティメント性の高いもの等、非常に多彩でおまけに豪華。生放送とのことですが、3Dっぽく演出していたりで、紅白歌合戦よりもお金がかかっている感じです。CCTVはチャンネル数が多いのですが、なぜか再放送をCCTV1チャンネル以外のチャンネルでいろんな時間に何度も流します。なぜか私がチャンネルを合わせると、偶然でしょうがいつも同じ小品(コント)をやっています。

宿泊していたウィークリーマンションは日本語放送が入らず中国語放送のみ。おまけにネットにも繋がらず、結局ずっとCCTVを見ていました。歌合戦やら、料理番組(重慶特集)、映画(“壁画”)、ドラマ(孫文もの、三蔵法師の出生の秘密やら、少林寺ものやら、昼ドラ系の”愛の決別”やら・・・。)

”山里紅”というドラマを初回から5回まで見たのですが、これから住むアパートに入居したら、中国チャンネルが少なくこのドラマの続きが見れません。がっかりしていたら、美容師の方にネットの土豆網でいくらでも見られると教わりました。続きを見なくっちゃ。

結局大晦日は、ファミリーマートで20元で安売りしていたワインを飲みながら、中国版紅白を見ました。外は爆竹が相当激しかったのですが、20元のワインが相当効いて知らぬ間に寝ておりました。



下はなぜかよく見るコント


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最近着物に凝っています。上海で着物で過ごすのが今年のテーマです。

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